ガス代の動画解説
動画を用意しておりますが記事でも内容を確認できるようにしております。
ガス代とは?
Gas(ガス)代とは、ブロックチェーンを利用した取引をする際に発生する処理手数料のようなものです。
上記画像の場合、6,62ドル(0.005084ETH)ほどガス代が必要になります。
ただし、上記はあくまで見積もりであり実際にかかる費用には誤差があります。
NFTでガス代が発生するタイミング
NFTにおいてブロックチェーンに取引履歴が記録されるタイミングは下記ような場合になります。
✅NFTのmint(ミント)の際 ✅NFTをOpenSeaなどで購入する際 ✅NFTをOpenSeaなどで出品する際(※プロジェクト別で初回のみ) ✅NFTの販売を取り下げる際(自動キャンセルを除く) ✅オファーを取り下げる際(自動キャンセルを除く) ✅オファー受け入れる際 ✅NFTを別のウォレットに移動させる際
※自動キャンセルは、設定した販売期間を過ぎた際、自動で取り下げられるものです。
販売に関して、値下げする際にはガス代は発生しません。
が、値上げしようと思うと一旦、出品をキャンセルし再出品という仕様になっています。
(※2022/10月時点)
様子を見ながら値付けしたい場合には、出品を取り下げるとガス代が発生しますので販売期間を短めに設定して自動キャンセルを待つ方が賢いです。
ガス代の仕組みと特徴
ガス代は「マイナー」と呼ばれる人達がブロックチェーン上の取引記録の計算処理を行っており、そのマイナー達への報酬としてガス代が支払われている仕組みとなっています
また、
・時間帯によってガス代の金額が異なります
・ブロックチェーンでのトランザクション(取引)量が多くなるほどガス代は高騰する
という特徴を持っており固定ではなく変動する費用となっています。
ガス代の安い時を狙う
もし急ぎでない場合には、ガス代が安いタイミングを狙うのがベターです。
ちなみに元々、Presale(プレセール)はガス代が高い時を避けてmintできるように設計された意図もありました。
販売開始直後などはガス代が高騰しやすい為、時間を置くのも良き。
逆に、販売開始直後はNFTの値段が高くても購入される可能性もあるので、ガス代高騰を許容してmintを実行し即売り抜けるのも良き。
ガス代の金額を加味しながら、判断するのが良いですね。
ガス代の節約とガス戦争
先ほどは、時間軸においてのガス代の金額の話でした。
ですが、メタマスク内においてもガス代の調整が可能です。
急いでいない時はガス代を節約することができます。
逆に人気NFTなどで競争率の高い場合には、ガス代を上げることによって処理速度を早めて取引確定のスピードを上げることが可能です。
NFTにおいて1秒を争う競争率の場合は、クリック戦争ではなくガス戦争です。
注文ボタンを押した速さではなく、取引確定をさせる速さが重要になります。
節約もガス代を上げることも同じ手順なので同時に解説します。
・編集をクリック
編集をクリックした後には、ガス代のざっくり自動設定か数値入力の手動設定があります。
ざっくり設定
・低・中・高(低速、中速、高速)で希望する処理スピードを選択し「保存」をクリック
※急いでいない場合は「低」で節約。急いでいる場合は「高」でスピードアップ。
数値入力
・詳細オプションをクリック
・数値を記載して「保存」をクリック
・ガス代限度額 使用しても構わない最大のガス代 ・最大優先手数料 トランザクションを優先するインセンティブ (マイナーに対しての報酬) ・最大手数料 ガス基本手数料+優先手数料で支払う可能性のある最大の金額
ガス代限度額は触らずに、最大優先手数料と最大手数料にて調整するようにしましょう。
具体的な金額は、人気度やNFTの残個数によって異なりますが、高い金額設定の方がより取引を確定できると覚えておくと良いかもしれません。
まとめ
✅ブロックチェーンに取引履歴を記録する際の手数料 ✅マイナー達への報酬としてガス代が支払われている仕組み ✅ブロックチェーンのトランザクション数が多くなるほどガス代は高騰する ✅取引する時間帯によってもガス代の金額は変化する ✅急いでいない場合は節約。急いでる場合はスピードアップ
今回の記事ではGas(ガス)代について解説致しました。
最後までお読み頂きありがとうございました。